イーオンズエンドの攻略について考察をしています。
今回は、イーオンズエンドとの出会いについて書こうと思います。
『カタン』から始まった私のボードゲーム
いわゆる「ボードゲーム」と呼ばれるものを何作か経験していると、勝ち負けだけではない楽しみ方を求めたくなる瞬間があるのではないでしょうか。
私も、『カタンの開拓者たち』『AZUL』など、いわゆる定番の対戦型ボードゲームに親しんできました。
戦略や駆け引きはもちろん魅力的でしたが、何度も遊ぶうちに気になってきたのが、勝敗がプレイ後の空気に与える影響です。
特に、家族や親しい友人とのプレイでは、勝ちすぎても、負け続けても、なんとなく気まずくなる。
そんなときにふと思ったのが、「対戦しなくても楽しめるゲームがあればいいのに」ということでした。
協力プレイの面白さに気づかせてくれたゲームたち
そこで探し始めたのが、“協力型ボードゲーム”です。
実際にいくつかプレイしてみると、対戦とはまったく違った面白さがあることに気づきました。
最初に出会ったのは『成敗』。
一見すると対戦ゲームに見えますが、プレイヤー全員で協力しながら、悪党を見抜いて「成敗」していくという構成。
誰が信頼できるのかを見極めながら進めるプレイ感は、協力ゲームでありながらスリルもあり、非常にユニークな体験でした。
『メナラ』は、全員で塔を積み上げるバランスゲームで、集中しながらも、なぜか笑いが絶えません。勝っても負けても盛り上がれる稀有な一作です。
『ザ・クルー』は、無言のまま意思を伝えるトリックテイキング型の協力ゲーム。
ミッションごとに難易度が変わり、思わず「もう1回」と言いたくなる中毒性がありました。
『お化け屋敷の宝石ハンター』は、子どもとも一緒に遊べる協力型ゲーム。
迫ってくるお化けから逃げながら宝石を集める展開が、シンプルながら手応えがあって楽しい。
どれも「みんなで成功を目指す」ことが目的で、対戦とは違った楽しさがありました。
ネットで出会った『イーオンズエンド』
こうして協力型ゲームに興味を持つようになった私は、ある日「協力型 ボードゲーム」「おすすめ デッキ構築」といったワードで検索している中で、『イーオンズエンド』というタイトルに出会いました。
あるブログのレビューには、
「デッキ構築ゲームで、しかもシャッフルしないという珍しい仕様」
「敵(ネメシス)が強いけれど、また挑戦したくなる不思議な魅力がある」
と書かれていて、読んでいるうちに気がつけば購入していました。
実際にプレイしてみた感想
最初の印象は「よくできているな」という一言に尽きます。
- デッキをシャッフルしないことで、自分の行動をある程度コントロールできる
- ターン順がランダムに変化することで、毎回の展開に緊張感がある
- 強力なネメシスに対して、仲間と役割を分担して戦う感覚がある
協力型とはいえ、ゲームとしての難易度はしっかりしていて、失敗しても「次はこうしよう」と自然に次の一手を考えたくなる設計になっています。
『イーオンズエンド』はこんな人におすすめ
- 対戦で気まずい空気になるのが苦手な人
- 協力しながら盛り上がりたい人
- デッキ構築型のゲームが好きな人
- 一人でもじっくり遊びたい人
特に「ドミニオンは好きだけど、もう少し違った体験がしたい」と思っている人にはぴったりです。
最後に
ボードゲームの楽しみ方は、今や対戦だけに限りません。
誰かと競うことに疲れたなら、「協力して目標を達成する」遊び方を試してみるのも一つの選択肢です。
『イーオンズエンド』は、そのきっかけとして非常に優れたタイトルだと感じています。
もし気になった方は、ぜひチェックしてみてください。
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