ゲーム開始時、サプライには9種類のカードを選択します。呪文・遺物・宝石の内訳に決まりはありませんが、基本セットの説明書に書いてある通りに2種類の遺物を選ぶなら・・・。
今回は遺物について考察してみます。
結論
- 圧縮するなら『瓶詰の渦動』『ゆらめくプリズム』
- 4キャラプレイなら『強化オーブ』がおそらく必須
- 攻撃補助するなら『強撃杖』『屈曲ダガー』
- 『魔術師の護符』は4キャラプレイではおすすめしない
基本セット:遺物カードの効果
『屈曲ダガー』
このターン中、次に破孔を強化か開放するとき、そのコストは3減少する。
またはこれを破壊する。1ダメージを与える。
『瓶詰の渦動』
これを破壊する。自分の手札か捨て山にあるカードを2枚まで破壊する。カード1枚を引く。
『ゆらめくプリズム』
自分の手札にある1枚の宝石カードを2回プレイし、そのカードを破壊する。
または2エーテルを得る。
『強化オーブ』
プレイヤー1人の破孔1枚を強化する。
またはこれを破壊する。グレイヴホールドは体力3を得る。
『強撃杖』
このターン中にセットした呪文1枚をキャストしてもよい。そうしたなら、その呪文は追加で2ダメージを与える。
『魔術師の護符』
1チャージを得る。仲間1人は1チャージを得る。
2種類をサプライに入れるとしたら…
2キャラプレイ
基本的にはどの遺物でも使えます。
攻撃補助のカード
- 『屈曲ダガー』
『空間洞察』を入れるなら、お供におすすめします。破孔の開放が早くなります。
最終的に破壊して1ダメージ与えることもできます。
- 『強撃杖』
攻撃呪文と重ねれば、ダメージも+2。すぐキャストできるのがかなり有利です。
攻撃とも守備とも考えられるカード
- 『瓶詰の渦動』
これ自体が強いわけではありませんが、圧縮によりデッキの回転が良くなります。捨て札の山がたまった状態で獲得するとよいでしょう。 - 『ゆらめくプリズム』
これも圧縮によりデッキの回転がよくなります。『瓶詰の渦動』に比べると、じわっと圧縮される感じです。 - 『魔術師の護符』
自分と仲間のチャージが1増えます。
オマケの印象が強いです。チャージ技をよく使う戦略なら考慮。
4キャラプレイ
4キャラプレイでは各プレイヤーの出番がネメシスよりも少なく、獲得しても出現回数が少ないです。1回で効果の高いカードが良いと考えます。
おそらく『強化オーブ』は必須
基本セットでは、グレイヴホールドの回復には『強化オーブ』しかありません(「歪んだ仮面」の堕落カードを除く)。
遺物2種類の設定としたとき、1つは『強化オーブ』となるのではないでしょうか。
「グレイヴホールドを回復させなくても倒せる」という場合には、2キャラプレイでの考え方に準じるとよいでしょう。
圧縮重視なら
『瓶詰の渦動』 > 『ゆらめくプリズム』
『ゆらめくプリズム』なら場面によって破壊するかエーテルにするか選べます(そのため若干圧縮が進みにくい)。
ダメージ重視なら『強撃杖』
4キャラプレイにおいて、すぐキャストできることは強みです。圧縮は『スペクトル残響』『飲み込む虚無』を活用します。
『空間洞察』があるなら『屈曲ダガー』
獲得したカードは3ターンに1回しか手札に現れないので、4キャラプレイでは恩恵が若干少ないです。しかし、破孔IVを強化・開放するには有用でしょう。『空間洞察』が無くても候補には挙がります。
『魔術師の護符』はあまりおすすめできない(4キャラプレイ)
- 自分の狙ったタイミングでチャージできるわけではない
- チャージの多い、または少ないプレイヤーが標的となる攻撃を避けにくくなる
- そもそも4キャラプレイではエーテルも貯まりにくいので、獲得の優先順位が低くなる。5エーテルあれば、ほかのカードを先に獲得するはず。
再度、結論
- 圧縮するなら『瓶詰の渦動』『ゆらめくプリズム』
- 4キャラプレイなら『強化オーブ』がおそらく必須
- 攻撃補助するなら『強撃杖』『屈曲ダガー』
- 『魔術師の護符』は4キャラプレイではおすすめしない
2キャラプレイなら、レイジボーン相手であればどの遺物を入れても戦えると思います。
4キャラプレイでは、カードの登場回数が少ないため、使用効果の高いカードを選ぶことが重要です。
ではまたっ!
基本セットでの戦いに飽きた方へ。基本セットに混ぜて遊ぶ拡張版
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