イーオンズ・エンドとは、敵である「ネメシス」を、プレイヤーである「破孔魔術師」が立ち向かうボードゲームです。
多くのサイトは、レビューや実際にプレイしたもの、各カードのレビューかと思います。
そして、「ネメシスは強い」という感想。
確かに、相当強い。だから、おもしろい。
「ネメシスが強すぎてどうしたらいいかわからない」という方のために、
・ネメシス討伐の基本
・攻略につながる序盤の立ち回り
を考えていこうと思います。
結論:高コスト呪文獲得とキャストまでの時間差・圧縮・役割分担
イーオンズエンドシリーズ
- 役割分担:大まかに「攻撃役」「回復役・守り役」に分ける。ただし、エーテルを確保できたら「回復・守り役」も呪文を獲得する
- 獲得した呪文をキャストできるのは3ターン後
- 4キャラプレイでは、デッキの圧縮が重要
- 各ターンでプレイヤー1回に対して、ネメシスは2回行動する
- 15~16ターンの間にネメシスとミニオンに対して合計100ダメージ以上与えられるよう見積もる
- 100ダメージ与えるには、ダメージの大きい呪文カードを効率よく取得し、キャストする
一つずつ解説していきます。
攻略につながる序盤の立ち回り
役割分担

序盤の立ち回りで重要なのは、役割分担です。
大まかに「攻撃役」「回復役・守り役」に分けます。全員が呪文カードを取りに行くと、回復・守りが遅くなってしまいます。
「攻撃役」は呪文カードを早めに獲得し、破孔を開放して呪文カードを2枚セットできる状態にしておきます。
「回復・守り役」は、宝石カードを取りに行きます。
その例として、ネメシスやミニオンの攻撃が激しくなる前に、『群生ダイアモンド』を2枚重ねる方法があります。(ブラマ、アーデルハイム)。『翡翠』の方が取りやすいので、そちらを採用してもよいです。『群生ダイアモンド』2枚で6エーテルとなると、10エーテルが手札に入りやすくなります。
追記:『ヴリスウッドの琥珀』『変化の宝珠』『燃えるオパール』も有用であるとわかってきました。
そして、チャージを貯めて回復や守りに備えつつ、「攻撃役」の火力を補うために、高コストの呪文を1、2枚獲得しましょう。セットした呪文を捨てさせられる場合の保険にもなります。
ネメシス討伐の基本:覚えておきたいカードとターンの前提条件

ネメシスに立ち向かう前に、前提条件を書いてみます(4キャラプレイの場合)。
ネメシスカードは
第一階層が11枚
第二階層が10枚
第三階層が10枚
の合計31枚です。
キャラ4人でプレイする場合、ターン順カードはプレイヤー4枚とネメシス2枚の合計6枚です。ですので、各キャラクターを強くさせるのが難しい(2キャラがおすすめされている理由でもあると思います)。
1ターンでネメシスカードは2枚、すべてのネメシスカードが消費されるのは16ターン目となります。
また、ネメシスカードには、ミニオンカード、カードを捨てさせるもの、暴走するもの、プレイヤーにダメージを与えるもの、グレイブホールドにダメージを与えるものに分かれます。
また、ミニオンカードもどんな特徴があって、どのように対応すればよいか考えておく必要があります。
呪文獲得からキャストまでのタイムラグ
各キャラの呪文フェイズ、メインフェイズはそれぞれ15~16回となります。
そして、呪文カードを得たあと、キャストできるのは早くとも3ターン後(例外はありますが)です。獲得するときは考慮しておきます。
カードの圧縮
強い呪文を獲得するのは重要ですが、4キャラプレイの場合は強力な呪文をキャストする回数はそれほどありません。可能であればデッキを圧縮します。
合計100ダメージを見積もる:ネメシスとミニオンのライフ

ネメシスのライフは通常70(ネメシスによって異なりますが)です。
ミニオンのライフは、5,6,8,9,11,13など。ミニオンを倒しながらネメシスにダメージを与えるとなると、15~16ターンの間に合計100ダメージ以上与えるほどの強さが必要となります。
計100ダメージ与えるには
100ダメージ与えるには、呪文カードを効率よく獲得し、キャストすることが不可欠です。
各キャラ(ザクソス除く)は3~4枚のスパークを持っていますが、2ターンで3~4ダメージ×4=12~16です。キャストできるのは2ターン目からですので、16ターン目には12~16×8=96~128
と言いたいところですが、カードを全くとらなかった場合です。実際には宝石カードや遺物カードを取るため、デッキの回転が遅くなります。
それに1ダメージずつでは、増えてくるミニオンに対応できず、全滅してしまいます。
1ターン目からミニオンが出現すると、2ターン目から暴走させたりやダメージを与えてきたりします。
攻撃役のキャラは、すぐに呪文を獲得することをおすすめします。
イーオンズエンドシリーズ
まとめ
1.大まかに「攻撃役」「回復・守り役」に分ける。ただし、エーテルを確保できたら「回復・守り役」も呪文を獲得する
「回復役・守り役」で火力を補います(迷った時にする行動)
2.獲得した呪文をキャストできるのは3ターン後
カードを獲得してプレイ(セット・キャスト)するまでに意外と時間がかかります。
3.4キャラプレイでは、デッキの圧縮が重要
出てきてほしいカードを手札に早く持ってくるためには、大切です。
4.各ターンでプレイヤー1回に対して、ネメシスは2回行動する
ネメシスの行動と比べてデッキの回転が遅いので、重要です(プレイヤーの行動まとめ、<攻撃役編>迷った時にする行動)
5.15~16ターンの間にネメシスとミニオンに対して合計100ダメージ以上与えられるよう見積もる
いかに100ダメージを与えるか。「攻撃役」だけでなく「回復・守り役」も攻撃します(目指すは安定して10ダメージ)。
6.100ダメージ与えるには、ダメージの大きい呪文カードを効率よく取得し、キャストすること
高コスト呪文はできるだけ早く獲得する(ネメシス討伐の基本その1)
高コストのカードを獲得しても、何度もキャストしたり、プレイしたりができないことがわかりました。役割分担して、呪文や宝石カードを取りに行くことで序盤が有利になります。具体的な検証を今後していきます。
ほかにも、プレイしていると
「このカードはこのネメシスに有効です」
「このカードを4枚そろえれば、強力だよ」
「破孔を4つとも解放させればこの呪文は最強なり」
といったことが、実際のプレイでできるのでしょうか?
これも検証してみたいと思います。
ではまたっ!
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