前回は「戦う前に考えること」の5-7を紹介しました。今回はその続きです。
戦う前に考えること
- プレイヤーの選択
- プレイヤーの回復
- グレイヴホールドの回復
- ダメージを与える方法の把握
- カードの圧縮方法
- チャージの手段
- 各キャラクターの序盤の行動
- 追加ルールの把握
- ミニオンの攻撃による効果
- パワーカードの効果
戦う前に考えること
8.追加ルールの把握
追加ルールと特殊な敗北条件
- アンブラ・タイタン:保有するネメシストークンが0個で敗北
- 虚ろなる冠:
- 虚ろなる冠はダメージを受けない
- 各ターンの終了時、帰依者がプレイに出ていないならプレイヤーが勝利
- 帰依者が捨てられたら、それらを帰依者の捨て山に配置し、新たに帰依者の山札から帰依者1枚を公開する
- 複数の帰依者のブラッドマジックの効果を同時に適用することになったら、そのうちでプレイに出ている時間の長い帰依者から順に、そのブラッドマジックの効果を適用する
- プレイヤーが疲弊状態になったら、暴走効果2回の代わりにグレイヴホールドは4ダメージ。その後疲弊状態によるほかの効果を適用
- 套衣の魔道士:
- 套衣の魔道士がダメージを受けることになったら、套衣の魔道士が保有するネメシストークンの数だけそのダメージは減少する。その後、套衣の魔道士はネメシストークン1個を失う
- 套衣の魔道士が保有するネメシストークンは2個未満にはならず、9個以上になることもない
- パワーカード『闇の領域』の発動(パワー9)
- ゲートウィッチ:
- ネメシスターンの終了時、ゲートウィッチがネメシストークンを5個以上保有し、さらにターン順カードの捨て山にネメシスのターン順カードが1枚だけあるなら、ゲートウィッチは時間加速を行う
- 時間加速・・・ターン順カードの捨て山にあるネメシスのターン順カード1枚をターン順カードの山札に戻してシャッフルし、ゲートウィッチはネメシストークンを4個失う
自分の手札あるいは自分の捨て山にあるカード1枚を破壊してもよい。(ターン順カードの山札の一番上のカードを公開し、ネメシスのターン順カードなら、ターン順カードの山札の底に移してもよい
追加ルールを把握することは、勝利には欠かせません(単にルールを守る点でも重要)。
これらのネメシスの追加ルールから、以下のことが分かります。
- アンブラ・タイタン:ネメシストークンを死守する
- 虚ろなる冠:帰依者を全員倒す
- 套衣の魔道士:ネメシストークンの分だけ套衣の魔道士へのダメージが減少する。1ダメージでも与えれば、ネメシストークンは削れる。1つの呪文で大きなダメージを与えても、ネメシストークンは1個しか削れない。套衣の魔道士にダメージを与えるには、単体で最低3以上与える呪文が必要
- ゲートウィッチ:ネメシストークンが5個以上の時に、最初のネメシスのターン順カードが出ると、ネメシスの行動が1回増える。ネメシストークンを増やさないようにする
これらを踏まえて、戦いを有利に進めるにはどうすればよいか考えます。
9.ミニオンの攻撃による効果
ここでは、基本カードで出現するミニオンの効果を紹介します。
基本カードのミニオンの効果
- 『地下墓地の蜂』:暴走。グレイヴホールドは1ダメージを受ける
- 『吠える紡ぎ手』:プレイヤーは2ダメージを受ける
- 『虚無を継ぐもの』:暴走
- 『破砕樹根』:グレイヴホールドは3ダメージを受ける(このミニオンは2ダメージを受ける)
- 『魔術師殺し』:開放状態の破孔が最も多いプレイヤーは2ダメージを受ける
- 『処刑台に潜むもの』:最も体力が少ないプレイヤーは3ダメージを受ける
- 『前兆の魔物』:グレイヴホールドはこのミニオンの現在の体力に等しいダメージを受ける(このミニオンに与えられるダメージは1にまで減少する)
大きく分けると、以下のとおりです。
- 暴走
- プレイヤーにダメージ
- グレイヴホールドにダメージ
さらに、ダメージを受ける詳細な条件が「開放状態の破孔が最も多いプレイヤー」「最も体力が少ないプレイヤー」「ミニオンの現在の体力に等しいダメージ」であることから、それらについて対策を練ります。
10.パワーカードの効果
パワーカードが発動した時の効果と廃棄条件を把握しておくことはダメージや暴走を防ぐことに役立ちます。以下は基本カードにあるパワーカードです。
基本カードのパワーカード(第一階層)
- 『終わりなき夜』 パワー3
効果:最もセット中の呪文カードが多いプレイヤーがセット中の呪文カード1枚につき、グレイヴホールドは2ダメージを受ける
廃棄:不可 - 『精神檻』 パワー3
効果:暴走2回。プレイヤー1人は手札の呪文カード1枚を捨てる
廃棄:手札からコストが5エーテル以上のカードを1枚捨てる - 『二次元界衝突』 パワー2
効果:暴走2回
廃棄:セット中の呪文カード2枚を捨てる - 『無の中心』 パワー2
効果:暴走2回またはプレイヤー1人は4ダメージを受ける
廃棄:手札からカード4枚を捨てる
基本カードのパワーカード(第二階層)
- 『害悪の核心』 パワー2
効果:暴走2回。グレイヴホールドは3ダメージを受ける
廃棄:手札からコストが4エーテル以上のカードを2枚捨てる - 『混沌の鞭』 パワー2
効果:暴走2回。プレイヤー1人は自分の捨て山を自分のデッキの一番上に移してシャッフルする。その後、そのプレイヤーはデッキの一番上から2枚を公開し、その中で最もコストの大きいカードを破壊する
廃棄:7エーテルを消費する - 『重力粉砕』 パワー2
効果:暴走2回。開放状態の破孔タイルが最も少ないプレイヤーは3ダメージを受ける
廃棄:7エーテルを消費する - 『光なき太陽』 パワー2
効果:暴走。保有するチャージが最も多いプレイヤーは3ダメージを受けて、保有するチャージをすべて失う
廃棄:7エーテルを消費する - 『病的旋流』 パワー1
効果:暴走2回。全プレイヤーを通じて、手札を3枚捨てる
廃棄:7エーテルを消費する
基本カードのパワーカード(第三階層)
- 『萎縮の光』 パワー2
効果:暴走2回。前プレイヤーを通じて、セット中の呪文カードをコストの高い順に2枚破壊する
廃棄:不可 - 『激変する運命』 パワー1
効果:体力が最も少ないプレイヤーは4ダメージを受ける
廃棄:セット中のコストが5エーテル以上の呪文カード1枚と、それがセットされている破孔1枚を破壊する - 『世界追放』 パワー2
効果:暴走3回、またはグレイヴホールドは7ダメージを受ける
廃棄:8エーテルを消費する - 『黙示の儀式』 パワー2
効果:ターン順カードの捨て山にあるネメシスターン順カード1枚につき、グレイヴホールドは5ダメージを受ける
廃棄:8エーテルを消費する
パワーカードの廃棄には、多くが7エーテル以上の消費を求められます。サポートキャラが早めにエーテルを貯められる状況にしておくことが重要です。
さいごに
各ネメシスの追加ルールと敗北条件を把握して、それに合わせてキャラクターと呪文、プレイヤーとグレイヴホールドの回復方法を決めていく流れになると思います。
各ネメシスについても今後考察していきます。
それではまたっ!
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