イーオンズ・エンドと仕事のありかた共通点はあるのでしょうか?
今回はゲーム自体の考察とは離れますが、考察してみます。
【イーオンズ・エンド】のシステムが、ビジネスに応用できそうな要素
- 資源管理
- 長期的視点
- 適応力
- チームワークと役割分担
- リスク管理
- 継続的な学習と改善
- 資源の最適化
戦略的な資源管理
プレイヤーは限られた資源(エーテル)を使って、サプライからカードを獲得しデッキを構築します。ビジネスにおいては、予算配分や投資の判断と似ています。限られた資金をどの分野に投資するか、どの能力を強化するかを戦略的に決定する必要があります。
エーテルには、宝石、呪文、遺物を獲得するだけでなく、チャージ、破孔強化、パワーカードの廃棄といった使い道があります。多くの選択肢の中から状況に応じてエーテルを使用していると思います。
現実では、「今回の予算、業務効率化のためにシステム導入に充てるか」など。
「今あるおこづかいで、これを買おうか? でも、もう少し貯めて欲しかったあれを買おうか?」ということにも似ています。
長期的視点
デッキ構築の際には、即時的な効果だけでなく、長期的な戦略が求められます。獲得したカードはすぐには使えず、手札に現れるまでに時間がかかります。これは、ビジネスにおける長期的な計画立案や投資の重要性を反映しています。
獲得したカードが手札にくるまで通常は3ターンほどかかります。3ターン後の状況を推測し、手札の並びを考える必要があります。
「今はプレイヤー(グレイヴホールド)の体力がまだ残っているけど、3ターン後は第二階層の中盤だから、その時に回復できるようにしておいた方がいいかな・・?」といった感じです。
カードの並びは、「ここで呪文を獲得すると、すでにキャストした呪文が2枚と合わせて3枚並んでしまう。全部破孔にセットできるか・・? 無理ならほかの事しておいた方がいいか?」といった感じです。
5年後、10年後の市場を予測したうえでの投資などはこれに近いでしょうか。戦略的な資源管理にも通じるところがあると思います。
適応力の重要性
ゲーム中、ネメシスやミニオンの行動や他のプレイヤーの状況に応じて、デッキ構築を調整する必要があります。これは、ビジネス環境の変化に柔軟に対応することの重要性を示しています。
「エーテルを呪文獲得に使おうと思ったが、パワーカードが出現したから、こいつを廃棄するためにつかうか」
「ネメシスを攻撃するチャンスだけど、ミニオンが出てきたから、ジアンがこいつを攻撃するか、いったん無視するか」
「プレイヤーがダメージを受けたけど、回復させるか、このまま何とか耐えるか‥?」
基本的な方針は決めたものの、出現したアタックカード、ミニオンなどによって対応の変更を迫られることがあります。このとき、変更が行き当たりばったりではなく、ある程度ネメシスの行動やミニオンの出現を事前に予想して、プランA、プランB、プランCとあらかじめ考えておくと対応もしやすいです。
プロジェクトを進めるうえで、委託して(任せて)いる業務の進捗によって、計画を変更できるように考えておく練習になります。プロジェクトの基本方針すら変更を迫られることもありますが・・・。
つづきは次回
ではまたっ!
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